乾燥肌と水分不足の肌との違いは?

気温が低くなり乾燥する冬は、皮膚からの自然な蒸発や呼気などで水分不足になりがちです。エアコンなどの風が当たる肌は、さらに乾燥が気になりますが、乾燥肌と水分不足の肌は違うことをご存知でしょうか?
乾燥肌は、脂性肌、普通肌などと同じ肌タイプの一つで、水分だけでなく脂分も慢性的に不足している肌タイプです。炎症による赤みやヒリヒリ感、肌のざらつきなど、日焼けによる肌トラブルに似ています。喫煙、アルコールやカフェインの過剰摂取、塩の過剰摂取などは全て乾燥肌を引き起こす可能性があります。刺激のある成分を多く含むスキンケア製品を使用することも原因の一つです。
水分不足の肌は、表皮が水分不足により変化した一時的な状態です。表皮が水分不足になると肌のバリア機能が妨げられ、むずむずやカサカサなど不快感を覚えたり、ツヤやすべすべ感が失われたりします。脂性肌の場合でも水分不足の肌になることがあります。これは水を飲むことでも改善できます。また、室内の湿度を適切に保つように心掛けましょう。
潤った肌を維持するためには?
身体の内側外側の両方に十分な水分を保つことが鍵です。自分の身体に摂り入れるものをきちんと選び、朝晩のスキンケアも大切にしましょう。アロエベラなどの保湿成分を肌に補い、刺激の少ないクレンジングやスキンケア製品を選び、加湿器の使用も考えてみましょう。
いつの時代でも、健康的な肌が最も美しいですね!