捨ててはもったいない食材とは?

果物や野菜の皮や茎を捨てずに料理に使うことで、さらに栄養を身体に取り入れませんか?

カブの葉
栄養価がとても高く、ビタミンCとK、ベータカロテン、葉酸、銅、カリウムが多く含まれています。ほうれん草のような柔らかい葉より火の通りは遅いですが、味はとてもよいです。

ブロッコリーの茎
ビタミンCや葉酸、食物繊維、抗酸化作用があるフィトニュートリエント成分のスルフォラファンなど、多くの栄養素が含まれています。細かく刻んでサラダに入れたり、スープの仕上げ、または数ミリ幅にカットしてオリーブオイルと塩少々で焼くと美味しいです。

人参の葉
本体よりもビタミンCが多いとされています。サラダに入れたり、オリーブオイル、ナッツ、にんにくを加えてペースト状のソースにしてもよいでしょう。

セロリの葉
ビタミンCが豊富です。サラダ、サンドイッチ、スープに入れると美味しいです。

柑橘系の皮
抗酸化作用があるバイオフラボノイドが含まれています。白い部分は苦いので取り除き、すりおろしてドレッシングに加えたり、スムージーに入れるとよいでしょう。千切りにした皮を水やお茶、お米を炊く時に入れると爽やかな風味になるのでおすすめです。

葉野菜の茎
ビタミンAとK、鉄、カリウム、食物繊維の摂取をさらに増やすことができます。チャードやケールなどの硬い茎をスープやシチューに入れて火を通して柔らかくしたり、細かく刻んで少量の油とにんにくや玉ねぎと柔らかくなるまで炒めて、仕上げに葉部分を追加すると美味しくいただけます。カリフラワーの葉も同様です。

この他、いちごのヘタは水やお茶に入れると、ほのかに味がつきビタミンCも追加されます。

By スーザン・ボワーマン
ハーバライフ・ニュートリション栄養トレーニングディレクター
管理栄養士 スポーツ栄養学と肥満予防の専門家