水分摂取量を増やす7つのコツ

「十分な水分を摂ることが、なぜ必要なの?」

体重の約60%~70%は水分で、身体の中で一番大きな比率を占めています。食べたものを消化したり、栄養を運んだり、不要なものを排出したり、たくさんの大切な役割を果たしています。

水分不足になってしまうと、体温を調整することが難しくなります。また、関節がなめらかに動かなくなり、筋肉疲労が早くなります。身体の細胞、組織、臓器が機能するために水分を必要としているのです。

1. 見えるところに置いておく
飲む予定の水を見えるようにしておいて、1日で飲んだ量をチェックしましょう。

2. 冷やして飲む
常温より冷たい水の方がすっきりします。

3. 起きてすぐに飲みましょう
朝起きたばかりの口が乾燥しているようなら、身体が少し脱水している証拠です。枕元にコップ1杯の水を用意して、朝起きて立ち上がる前に飲む習慣を!

4. 少しずつ飲みましょう
ストローを使って少しずつ飲んでみませんか? 理由はわかりませんが、ストローを使った方が水の摂取量が増えるという方は多いです。

5.フレーバーをつけてみる
ご自分だけのフレーバーウォーターを作ってみましょう。スライスしたレモンやライム、きゅうり、ベリー、ミントやしょうがを入れてオリジナルのフレーバーウォーターにしてみましょう。特別感が出て気分もリフレッシュできます。

6. 食事と一緒に
水をアペタイザーと考えて、食事を始める前にコップ1杯の水を摂るようにしましょう。1日の水分摂取量を増やせるだけではなく、食欲も少し抑えることができるかもしれません。

7. 水分量のチェック
カロリー摂取量を計算するのと同じように、1日にどのくらい水を飲んでいるのか記録しましょう。水を飲むタイミングを知らせてくれたり、どれくらい飲む量が増えたかを計算してくれたり、目標を達成したらほめてくれるアプリもあります。楽しみながら水分を摂るように心がけてみましょう。

by スーザン・ボワーマン
管理栄養士・スポーツ栄養学の専門家