一日で最も大切な食事とは?

朝食は「一日で最も大切な食事」と言われます。
朝食を摂ることは、肥満リスクを減らす健康的な習慣ですが、食べる内容によってその効果が変わります。
たんぱく質が豊富な朝食が脂肪を減らし、健康な体重を維持する手助けになることが、ミズーリ大学での実験で明らかになりました。
同じ350Kcalの朝食ですが、13gのたんぱく質を含んだ標準的なメニューを摂ったグループより、35gのたんぱく質を含んだ高たんぱくメニューを摂ったグループの方が、一日を通して安定した血糖値を維持し、満腹感も持続する感じがしたとの報告がされました。
高たんぱくメニューを摂ったグループは、一日の食事の摂取量が約400Kcal少なくなり、体脂肪も減少しました。たんぱく質が食欲抑制にも役立ったことがわかったのです。
350Kcal以下の朝食で35gのたんぱく質を摂るコツは、優れた高たんぱくの食材を選ぶことです。卵や無脂肪・低脂肪の乳製品、赤身のお肉、プロティンシェイクにプロティンパウダーなどを加えて、たんぱく質量を上げるのもよいでしょう。
byスーザン・ボワーマン