「水分を摂る」ことの重要性

水分は、人が生きていくために欠くことのできない存在ですが、脱水や熱中症などを防ぐ以外にも身体を守る重要な役目を果たします。
免疫細胞の約7割が集約している腸は、プロバイオティクス、プレバイオティクス、十分な食物繊維、さらに基本的で大切な水分を摂ることで、健康に保つことができます。
ウィルスなどが口から入った場合、喉の粘膜にとどまり体内へ入り感染する心配がありますが、胃に入ってしまえば、胃酸の働きによって感染のリスクを低減できます。
ウィルスが喉に付いてから感染するまで数十分と言われていますので、20分に一度を目安に水分を摂取しましょう。
消化プロセスの始まりである唾液は、そのほとんどが水分です。食事をしながら適度に水を飲むことで消化の手助けとなり、胃内部の粘液を強酸性である胃液から守ります。
食べ物が小腸を移動する際の消化プロセスを促進しているのも水です。次に進む大腸でも、水分によって食物繊維が膨張し、毎日のお通じを快調にしてくれます。
消化プロセスの全ての工程に水分が関わってきますので、一日を通して十分な水分補給をすることが大切になります。
毎日、水分と栄養バランスのとれた食事、質の良い睡眠をたっぷりとり、規則正しい生活を心がけて免疫力を高めましょう!