免疫と栄養の関連性

免疫力を強化する栄養を摂るためのヒント
1. 十分なたんぱく質を摂る
身体の基礎を作るために必要とされるたんぱく質は、外部から侵入してくるウィルスやバクテリアと戦うための抗体を生成する働きがあります。
2. ビタミンとフィトニュートリエント
ビタミンA、ビタミンCとフィトニュートリエントは、免疫力において鍵となるビタミンです。
ビタミンCは、病気と闘う抗体を作るために必要で、免疫力を高めるためにとても重要なビタミンです。
ビタミンAは、肌、消化管と呼吸器系の組織を健康に保つことをサポートしています。
野菜やフルーツに含まれるフィトニュートリエントは、身体が病気と闘う力を弱める体内の酸化ストレスを軽減します。
3. プロバイオティクスとプレバイオティクスで腸内環境を意識する
消化器官は免疫力の中心的な役割を担います。
研究結果では、プロバイオティクスは善玉菌とされ健康的な消化器官を維持し、プレバイオティクスは体内で消化困難な食物繊維を消化し、プロバイオティクスの餌の役目を果たします。
4. オメガ3脂肪酸の摂取を増やす
DHAやEPAといったオメガ3脂肪酸は健康的で不可欠な脂質とされ、チアシードやサプリメントから摂ることができます。
免疫細胞を活性化し、感染に対応する自然免疫と適応免疫とに深く関わっています。
細胞レベルでバランスのとれた最高の栄養を摂ることで、免疫機能を強く健康に保ち、外的要因から身体を守ってくれます。
by ディビッド・ヒーバー博士
栄養学・運動生理学・行動医学・公衆衛生の分野における世界的権威